交通事故に遭ったらどうする?弁護士が教える正しい対処法
交通事故にあわれた方へ
交通事故は、突然起こりうる不測の事態です。
心身ともに大きなショックを受け、何をどうすれば良いのかわからなくなる方も多いことと思います。
この記事では、交通事故にあわれた方が、事故直後に、冷静かつ適切に対処するための情報を提供いたします。
交通事故直後の対応について
- 安全確保、救急車要請
事故が発生したら、まずは自身と他者の安全を確保し、必要に応じて救急車を呼びます。 - 警察への連絡
事故の発生を警察に報告します。交通事故の発生を警察に報告することは、道路交通法に定められた義務です(道路交通法72条)ので、速やかに報告しましょう。 - 証拠の確保
事故現場の写真を撮影したり、目撃者の連絡先をメモしたり、証言の依頼をするなど、証拠を残しましょう。また、ドライブレコーダーを搭載していた場合は、事故時の映像を確保しておきましょう。 - 連絡先の交換
加害者と被害者とで連絡先を交換します。連絡先の交換をしていなければ、連絡がつかなくなり損害賠償請求もできなくなることも考えられます。保険会社の情報も確認しましょう。 - 医療機関の受診
怪我の程度に関わらず、必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。早いタイミングで適切な診断、検査を受けておくことが、将来の治療費や慰謝料の請求、後遺障害の認定にも役立ちます。事故後、速やかに受診をしなかった場合に、交通事故との因果関係が認められないなどといったおそれもありますので、注意が必要です。
保険会社への連絡
事故後は速やかにご自身が加入している保険会社に連絡し、事故の詳細を報告します。また、「人身傷害保険」の特約や「弁護士費用特約」が付いているかなど、ご自身が加入している保険の内容も確認します。
また、相手方に対し、相手方自身が加入している保険会社に事故の報告を行うよう依頼しておきます。
交通事故後弁護士に相談するメリット
- 専門知識に基づいたアドバイス: 交通事故後の対応には法的な知識が必要です。弁護士は、専門知識に基づいて、適切な対応方法について、アドバイスをいたします。
- 保険会社との交渉代行: 保険会社とのやり取りを弁護士に任せることで、ご自身の心身の負担を軽減できます。
- 治療のアドバイス:通院の仕方、診察の内容等について、損害賠償の観点から、弁護士がアドバイスをします。適正な慰謝料、治療費の獲得に重要となる場合があります。
- 後遺障害認定手続きのサポート: 後遺障害認定は、専門的な知識が必要な手続きです。弁護士が、あなたをサポートします。
一人で悩まず、弁護士にご相談ください
交通事故後の適切な対応は、その後に大きな影響を与えます。弁護士への相談を通じて、法的なサポートを受けることで、安心して対応を進めることができます。事故直後の対応にご不安を抱えておられる方も、一度ご相談ください。